「やりたいことがあるのに、時間が足りない」と感じたことはありませんか?
初めまして。
「Webマーケティングを学び月収30万円達成」にチャレンジしている2児のママ、えみこです。
新たに何かを始めようと意気込んでも、時間がなくて結局できなかった…という経験は私にもあります。
何度も失敗してきた私が、現在目標に向けて学びの時間を確保できているのは、「時間がない」という漠然とした悩みを克服することができたからです。
「やることが多すぎて時間がない」と悩んでいるときは、「これ以上時間を作るなんて無理!」と八方塞がりな気分に陥りますが、実はちゃんと対処法があるんです。
今回は「時間がない」と嘆く原因と対処法を、私の実体験を交えてご紹介します。
「時間がない」を解決して、自分のやりたいことを実現したい方はぜひ最後まで読んでくださいね。
「やることが多すぎて時間がない」の原因は
何に時間を使っているか把握してない
あなたは1日の時間を何に使っていますか?
「仕事と家事と子育てだけで、もう時間がない…」
かつての私はそう答えていました。
実際は仕事の中にも「通勤時間」や「休憩時間」がありますし、子育てにも「一緒に遊ぶ時間」「見守っていられる時間」があります。
ただ漠然と「仕事と家事と子育てで」と思っている時点では、具体的な自分の行動がまだ見えていないのです。
タスクにかかる時間を測ってない
一つひとつのタスクにどれくらい時間を使っていますか?
かつての私は、「なんとなくこれくらいかな〜」とざっくりとしか見積もっていなかったので、実際は想定時間を大幅に超えてしまうことも。
そのせいでやることが先送りになってしまい、
「今日もできなかった」
「あぁ時間がない」
と嘆く原因になっていました。
優先順位をつけていない
「時間がない」という人に多いもう一つの悩みは「何からやっていいかわからない」です。
やることがたくさんありすぎて、何から手をつけたらいいかわからなくなっています。
私自身、朝1番に「今日はどれからやろう?」と考えるところから始めていたので、今考えるとその時間が惜しいです。
優先順位が決まっていないと、期限ギリギリになって焦ってやるという事態にもなりかねません。
欲張りすぎている
「やりたいことが多すぎる」というパターンもあります。やりたいことがたくさんあるということは良いことですが、何か目標を持って達成に向けて頑張るときには取捨選択も必要です。
私自身も「安定収入」「家族との時間」「丁寧な暮らし」など、やりたいことを全て生活に盛り込もうとして疲弊していました。
結局どれも中途半端になって、ストレスが倍増。
これも「時間がない」せいだと決めつけていました。
一人で抱え込んでいる
一生懸命な人ほど、抱え込みすぎていることに自分で気づいていない場合が多いです。一人ひとりの時間が平等で有限な限り、一人でできるキャパにも限界があります。
「なんでも自分でやらなきゃ」と知らず知らずのうちに自分を追い詰めていませんか?
一度自分に問いかけてみてください。
5つの対処法
あなたが「時間がない」と感じる原因はわかりましたか?
もしかしたら自分の計画のなさに呆然としているかもしれません。
でも大丈夫。対処法がちゃんとあります。この5つをしっかり実行に移せば「時間がない」と嘆くことは無くなります。
1日のタイムスケジュールを書き出そう
まずは自分が何に時間を使っているのかを可視化します。頭の中で考えるのではなく、紙に書き出したり、スマホやPCで打ち出してみるのをおすすめします。
私は24時間のタイムスケジュールが書き込める手帳を使って、毎日何にどれくらい時間を使っているのかを書き出すことが習慣になっています。
これを続けていくと
「10分もスマホで動画を見てしまった」
「あ、ここの20分空いているな」
と自分の時間の使い方が見えてきます。
タスクにかかる時間を測ろう
どんな行動をしているかを可視化できたら、今度はその一つひとつの行動にどれくらいの時間がかかっているかを測定します。
私は実際に卓上タイマーを買って、仕事にかかる時間を逐一記録するようにしました。
すると自分では10分くらいでできるかなと思っていたことに、30分もかけていることがわかりました。
何にどれくらい時間がかかっているかを把握することで、よりリアリティのあるスケジュールが組めます。
そして時間効率を上げるためにも、作業時間を測ることで集中して取り組むことができます。
私自身も、時間を測ることでパフォーマンスが上がることを実感しました。
優先順位を決めよう
「やるべきタスクを書き出す」ということは、すでに行っているかもしれません。ここで大事なのは書き出したタスクを「緊急度」と「重要度」で4つの領域に分けることです。
この方法は「緊急度と重要度のマトリクス」(別名:アイゼンハワーマトリクス)と呼ばれています。
第34代アメリカ大統領ドワイト・D・アイゼンハワー氏が演説の中で語り、のちにスティーブン・コヴィー氏が『7つの習慣』という著書の中で具体的な手法としてまとめたものです。
物事の優先順位を決めるためのフレームワークで、次の4つの領域にタスクを分けます。
A 緊急度も重要度も高い
締め切りが迫っているタスクやハプニング対応など、すぐに取り組むべきタスクです。
B 緊急度は低いが重要度が高い
すぐにやらなくてもいいけれど、長い目で見て重要なタスクです。具体的には事業の戦略作りや、スキルアップのための勉強などです。
C 緊急度は高いが重要度が低い
やらなければいけないことだけど、本当に必要なのか見直すべきタスクです。具体的には、提出することが目的となっている日誌や誰も見ていない回覧板を回す作業などです。
D 緊急度も重要度も低い
生活や仕事に影響を与える要素も少なく、すぐにやらなくてもいいことです。具体的には、部屋の整理や機能性の上がるマウスの購入などです。
ここで注目すべきなのはBの領域です。長期的に考えてB(緊急度は低いが重要度が高い)の領域を計画的に実行することで、のちのパフォーマンスが上がり結果的にA(緊急度も重要度も高い)の領域のタスクが減ります。
やめることを決めよう
「やめること」を見極めることも大切です。
「緊急度と重要度のマトリクス」を元に考えてみましょう。
C(緊急度は高いが重要度が低い)とD(緊急度も重要度も低い)の「重要度が低い」タスクは本当に必要なことなのでしょうか?
例えば「提出することが目的になっている日誌」は本来の目的を果たしていませんよね?その日誌をもとに事業の展開や改善策を打っていくのであれば必要なことですが、提出が目的ならその日誌を書く時間と提出の手間を他のことに使った方がいいですよね。
人に頼る習慣をつけよう
ここまで全て実践しても「時間がない」と感じるのであれば、もうあなた一人の頑張りではどうしようもありません。
あきらめて人に頼りましょう。
- 家事は家族で分担or家事代行を頼む。
- 子守りは祖父母や子育て支援サービスを使う。
- 自分でなくてもできる仕事は外注する。
でも人に頼むことって、結構ハードルが高いですよね。
「自分でもできることなのに、お金を払ってまで人に頼むなんて…」と思ってしまう気持ちはよくわかります。
中には「お金がもったいない」という方がいるかもしれません。
私自身そう思ってましたが、実際に依頼してみるとメリットしかありませんでした。
- お金を払って時間を作っているからこそ、集中しようとパフォーマンスが上がった
- 子どもと離れることで精神的にもリフレッシュできた
- 時間のかかる作業を外注することで結果的に仕事の成果につながった
もし迷われているなら、一度試しにお願いしてみるといいですよ。
漠然とした「時間がない」から脱出しよう
時間は1日24時間、誰にでも平等です。
「時間がない」と感じるのは、時間の使い方を整理できていないだけかもしれません。
今日から1つずつ実践して、やりたいことに時間を使える自分になりましょう!