こんにちは。
在宅ワークで月収30万円を目指す、田舎暮らしママのえみこです。
私には保育園に通う5歳の長男と、自宅保育中の生後7ヶ月の次男がいます。
次男の妊娠中から在宅ワークを始めて、現在は月収10万円を達成しました。
「在宅ワークなら、子どもとの時間を大切にしながら働ける」
そう思いましたか?
「めちゃくちゃ辛い!」が私の本音です。
確かに私の周りにも在宅ワークで稼いで、子育てとの両立を図っているママさんはいます。
勘違いしている方も多いのですが、だからといって「楽にできる」とは誰も言っていないんですよね。
自分自身の経験と周りのママさんの話から、在宅ワークと子育ての両立にはそれ相応の覚悟と継続するコツが必要だということがわかりました。
今回は子育てしながら在宅ワークをする私の現実と、どんな覚悟が必要だったかをご紹介します。
この事実を知ってもなお、在宅ワークに踏み出す覚悟があるかどうか、ぜひご自身と向き合ってみてください。
乳幼児を育てながらの在宅ワークは無理ゲー

結論から言うと、乳幼児を2人抱えながらの在宅ワークはめちゃくちゃ大変です。その理由を私の実体験からお伝えします。
1.寝ている間しか仕事できない
「生後7ヶ月の赤ちゃんなら、まだ動かないし喋らないから仕事する時間あるかな〜」と思っていたのは、間違いでした。
もちろん15分くらいなら機嫌良くゴロゴロしていてくれますが、あとはぐずぐず泣き出すので基本的には寝ている間しか集中して仕事はできません。
2.オンラインミーティング中は祈るしかない
寝ている間にオンラインミーティングをしたこともありますが、正直起きてしまわないか、泣き始めないかヒヤヒヤしていました。
今はミーティングがある際はファミサポ(注1)を利用して、生後7ヶ月の子どもを預かってもらっています。
(注1)ファミリー・サポート・センター
子育ての「援助を受けたい人(依頼会員)」と「援助を行いたい人(提供会員)」が会員となり、子どもの送迎や預かりなどを地域で相互援助する仕組み。
3.体調不良になったら地獄
「子どもが熱を出しても仕事を休まずに側にいてあげられる」とよく聞きますよね。確かにそうなのですが、実際はほとんど仕事はできません。
大人しく寝ててくれればまだいいのですが、子どもって多少熱があってもすごく元気なんですよね。
乳幼児だとまだまだ親に構ってほしい年頃なので、子どもが遊んでいる横でPC作業なんてできません。
キーボードめった打ちにされます(泣)
4.子どもの成長見過ごす
「子どもの成長を側で見られる」というのもよく聞きますね。
でも実際、子どもがおとなしくしてる間は鬼集中したい!子どもを見ながらも頭では仕事のことを考えてしまいます。
最終的には「あれ?寝返りっていつしたっけ?」と大事な瞬間を見逃してしまう始末です。
5.家事は放棄
「仕事の合間に家事ができるのもメリット」と思ってましたが、実際は家事する時間も惜しいです!
気付けば朝ごはんのお皿がシンクにそのまま、うんちを漏らした子どもの服も洗えていないまま、夕方を迎えるなんてこともしばしば。
6.「ママがいい」問題
一番辛いのがこれかもしれません。
夫がいるときは子どもをお願いして時間を作りたいのですが「ママがいい」と言われてしまいます。
これが始まると、別室にいても侵入してきて結局仕事どころじゃなくなります。
このように言い出したらキリがないのですが、乳幼児を育てながらの在宅ワークはかなり無理ゲーだということがわかってもらえたかと思います。
在宅ワークと子育てを両立するための覚悟とコツ

そんな私がなんとか両立を目指すためにしている覚悟と継続するコツをお伝えします。
1.スケジュール管理が肝
スケジュール管理が大事ということは、容易に想像がつくと思います。ポイントは「余裕を持ってスケジュールを組む」ということです。
今まで説明した通り、子どもの様子によって仕事が進まなかったということは多々ありますし、体調不良になったら軽く1週間くらい棒に振ります。
ですから、納期よりも1週間は早めに仕事を進めておくようにスケジュールします。とはいえそんな計画通りには進められないのですが、大方できているだけでも、いざというときの負担が減ります。
2.できなかったときの代替案を決めておく
「やろうと思っていたのに、できなかった」ということも日常茶飯事です。これが続くと本当に仕事が進まなくなってしまいます。
できなかったときは「昼食を簡単に済ます」「朝1時間早く起きる」など代替案を決めておくと「じゃあいつやろう?」といちいち悩まなくて済みます。
3.やらないことを決める
今注力するべきことを見極めて、自分がやらなくてもいいことはやめました。
料理はミールキットに頼り、掃除は手を抜くことに。多少部屋が汚れていたって、誰も死にません。
4.短い睡眠で質良く眠る
日中に仕事時間が十分取れない分、やはり夜の睡眠時間を削ることも必要です。とはいえ、体調を崩しては元も子もないので、自分に合った睡眠時間と生活リズムを意識したほうがいいです。
私は一度寝てしまうと起きるのが辛いので、子どもと一緒に21時半に寝て、朝は2~3時くらいに起きて仕事をするようにしています。
効果があるのかは賛否両論ありますが、成長ホルモンが分泌するという22〜翌2時に寝るとたった4時間の睡眠でも結構スッキリ起きられます。ただこれは私の場合なので、参考にするかはあなた次第です。
日中に眠くなってどうしようもないときは、20分だけタイマーをかけて仮眠するとかなりスッキリしますよ。
5.子どもと思い切り遊ぶ
シンプルですが結構大事なことです。子どもといるときはなるべく仕事はせずに、思い切り遊ぶようにしています。
大事なのは長い時間一緒にいることではなく、一緒にいる時間をどれだけ濃厚に過ごせるかだと思っています。
実際思い切り遊んだ日は子どもの機嫌もよく、早く寝てくれるのでその分仕事が進められています。
6.家族の理解を得る
自分一人では時間を作ることに限界があります。そこで家族に協力してもらう必要があります。
私は夫に目指している目標とその理由をノートに書きながら伝え、具体的に協力してほしいこともリストアップして理解を得ました。
ポイントはその目標を達成することで夫にもメリットがあることを明確化することです。
私は月収30万円を達成したら、家族に旅行をプレゼントすると宣言しています!
7.子育て支援サービスを徹底的に把握
とはいえ自分や家族だけでは乗り越えられません。我が家は近くに親族もいないので、地域の子育て支援サービスは隈なくチェックしています。
大事なミーティングや取材が入っているときはファミサポを利用していますし、病児保育もあらかじめ登録してすぐに利用できるようにしています。
8.なんのためにやるのかを自分に刷り込む
個人的に1番大事なことです。子どもが泣いたり、寂しがったりしたとき「子どもにこんな思いをさせてまで、やるべきなのか?」と迷いが生じるときがきます。
私も週に一度はそんな思いに潰されそうになります。
でも「やる」と決めた自分には、明確な目標と理由があったはずです。ここを忘れないように、自分に刷り込んでおくことが大事です。
在宅ワークと子育てを両立するには覚悟が必要

在宅ワークと子育ての両立は本当に大変です。正直今も泣きそうです。
それでも私が続ける理由はひとつ。
子どもたちにやりたいことを諦めずチャレンジする人生を歩んでほしいから。
そのためにママである自分が、チャレンジし続ける背中を見せたい。
子どもが将来やりたいことを見つけたときに、応援してあげられる時間とお金の余裕を作っておきたい。
将来的に自分の頑張り次第で収入を上げたり、仕事の時間をコントロールできたりする自由さは、やっぱり在宅ワークの魅力なのです。
そのために、今は踏ん張りどきだと思っています。
今回は少し厳しい話をしました。でも「こんなはずじゃなかった」と後悔してほしくないのです。
だからこそ一度立ち止まって、考えてみてください。
それでもなお「覚悟を決めて在宅ワークを始めるぞ」という方は、ぜひ他の記事も参考にしてくださいね。