田舎暮らしの魅力

仕事の選択肢が少なくても、田舎暮らしをやめない5つの理由。

こんにちは。

在宅ワークで月収30万円達成を目指す、田舎暮らしママのえみこです。

「田舎って仕事の選択肢が少ないし、給料も安いよね」

そう思って都市部に出ていく人は少なくありません。

 

「こんな生活なら、都会に戻ったほうがいいのでは…」

元々出身が都市部だった私も、そう思ったこともあります。

 

それでも私は田舎での暮らしを選び、自分自身で稼いでいくことに挑戦しています。

今日はなぜそこまで田舎暮らしにこだわるのか、お伝えできればと思います。

都会とは違う、田舎の仕事事情

まずは私が実際に体感した「田舎の仕事事情」を赤裸々にお伝えします。

働き先が少ない

都市部に比べて圧倒的に人も少ないので、そもそも働く先自体も少ないです。大企業やベンチャー企業もほとんどないので、限られた中小企業や行政職から選ぶしかありません。

これはどうしようもないですね。

給料水準が低い上に、給料アップも見込めない

都市部と比べて圧倒的に給料水準が安いです。

都市部には大企業やIT・金融・専門職(コンサル、エンジニアなど)の求人が多く、物価も高いため給料水準が高くなります。

一方で田舎は農業、観光、地元中小企業など地域密着型の求人が多く、物価自体は低いため給料水準は低くなります。

物価が低いなら給料が低くても生活には余裕があるんじゃないの?と思われそうですが、実際は自然災害や気象状況によって、光熱費が多くかかったり、住宅や車のメンテナンス費が高くつくので、余裕はありません。

職種によっては需要がない

加えて職種も限られることが多く、ライターやデザイナーなどクリエイティブ系のお仕事の求人はほとんどありません。

中にはスキルを活かして働いている方もいますが「ライター」「デザイナー」というポジションで働いているというよりは、他にも広報や経理も含めた「一般事務」という形で様々な業務の一環として位置付けられていることが多いです。

気象状況によって売上が左右される仕事あり

農業や林業、漁業といった一次産業や観光業のように気象状況によって、売上が左右される仕事も多いのが特徴です。

ここ最近は自然災害も多く、ニュースなどでも地方の厳しい現状を知ることができますよね。

起業するのは簡単。継続するのが難しい

求人がないなら、自分で始めてしまおう!そう考えて起業する方も少なくありません。

かくいう過去の私もそうでした。

正直起業するだけなら誰でもできます。開業届を出すだけですから。

さらに地方部では起業する人に対する補助金が割と豊富です。

人口減少のために、起業して地域を盛り上げてくれる人をどこも歓迎してくれるのです。

ただ難しいのは、継続することです。

結局継続できなくてやめてしまった方も何人も見てきました。

私が田舎暮らしをやめない理由

田舎の仕事事情についてはご理解いただけたでしょうか?ここからはそれでも私が田舎暮らしをやめない理由を5つに分けてお伝えしていきます。

自然が近い暮らしが心地よいから

まず1番の理由はこれです。自然が好きなので、毎日玄関を開けたときの澄んだ空気や四季折々の自然美に癒される瞬間は

「あぁやっぱり田舎に住んでいてよかったなぁ」と感じます。

自分たちで作ったお米や味噌を食べる贅沢、子どもと一緒に生活そのものを営むプロセスは都会ではできないことだなと気に入っています。

狭いコミュニティゆえに、人とのつながりが温かいから

また人と人とのつながりが強く、温かい関わりがあるのも気に入っています。特に子どもが産まれてからは、みんなが親戚のように可愛がってくれる様子に私自身とても助けられてきました。

これも都会の生活では実現できなかったなと思うのです。

満員電車に乗らなくていいから

個人的にかなりストレスが減っています。都会に住んでいたときは通勤電車が本当に嫌でした。よく気持ち悪くなって、途中下車して休むこともありました。それくらい苦手だったのです。

田舎に住んでからは車移動なので、自分のペースで移動することができて朝のストレスがなくなりました。

魅力的な資源が残っているから

田舎で様々な形で仕事をしてきた中で、自然環境を生かした事業や地域ならではの特産品など、その地域の魅力あふれるものがたくさんあることを知りました。

同時にそれらの魅力が外部に伝わりきっていないなと感じることも。

地域の魅力発信に何か貢献できないかなという気持ちが湧いてきました。

在宅フリーランスとして可能性しかないから

田舎では仕事がないと話してきましたが、実は在宅フリーランスとしての可能性は無限大だと思っています。

もちろん仕事の獲得や継続には努力や工夫が必要ですが、先駆者がいないことから空いているポジションも多いと感じています。

具体的な例を挙げると、私はデザイナーではないのですが冊子制作の依頼をいただくことがあります。

ライターとしての実績を買っていただいてのことですが、企画からできるデザイナーや制作会社がないから(または知らないから)でもあります。

自分の強みを生かしたポジションが取れれば、田舎でもフリーランスとして需要はあると思っています。

田舎の豊かさと仕事の充実度をどちらも手に入れたい

私にとって、仕事のやりがいや安定した収入を得ることは一つの目標です。

同時に田舎での心地よい暮らしも実現したいことの一つです。

田舎でもやり方を工夫すれば、自分のやりたいことで理想の収入は得られる。

そのモデルケースになりたいと思っています。